サイト速度はSEOに影響するか考察|日本のブログ上では関係ないかも

こんにちは。
SEO対策という言葉が多くの人の間で使われるようになった今、多くのブログでSEOのなんたるかを説明する人も増えました。

今回はそのSEO対策で最近よく見かける
「サイト速度」
について私なりに書き進めたいと思います。

この記事のご注意お願い
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「SEOはあくまで推測」であると思っています。
誰が「こうだ!」と豪語しても、それがGoogle社のアルゴリズムに携わる人でない限りは、100%正解だとは言えないと感じています。
ここで書く内容は、実は世間で言われていることと少し反する考えをあえて書いています。
それを読んで批判する気持ちになっても良いですし、改めてSEOについて考えてみるきっかけにもなれば良いかと思い、意図的にこの記事を公開させていただきました。

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サイト速度は大切か

サイト速度は大切だと思います。

どんな媒体 (パソコンの性能やスマホ、ガラケー) でもストレスなく閲覧できるに越したことはありません。

サイト速度はSEOに影響するか

影響するけれども日本ではそこまで気にする必要はないと思います。

問題はここです。
解説します。

Google社ではサイト速度についての言及がある

あらゆるSEO対策の記事を見ていると、多くの方がGoogle社のサイト速度に関する文言を引用しています。

「Google社はサイトの速度はある程度大事ですよ~と言っているのだから、SEOには影響がありますよ。」
「サイトが開かなかったら見るのをやめちゃう (離脱) 確率が上がるでしょ。そしたらサイトの評価が下がって、結果SEOに影響がありますよ~。」

すごくわかりやすく言い換えるとこんな感じです。

これはもうまさに同意です。

しかし私はそんなに神経質にサイト速度にこだわる必要はないと書きました。

Google社の公表は世界に向けて

世界の国々の多くは、いまだインターネット環境が十分ではありません。

つまり、過半数以上の人々が動画ぐりぐり、大きな画像、アニメーションといったサイト表示だと思うように見ることができないのです。

そのため「サイト速度をある程度考慮してユニバーサルに対応してね」ということだと感じています。

私もアメリカで仕事をしていた経験上ですが、アメリカで発信することはアフリカ人もシンガポール人でも見ています。なぜなら英語だから。
日本人が思うより世界はつながっていました。

通販マーケットではまさに世界発送が標準。
当たり前ですが、日本以外のAmazonが世界中の国から注文を受け、それらの国に配送するのは普通になっています。

何を発信してどんな人が読むか

では、みなさんがおそらく抱いているであろうサイト、その多くはブログではないでしょうか?
そのブログのサイト速度に関して世界基準で考えてみましょう。

日本で日本人が発信しているという前提

ここでは多くの人が日本語で発信し、日本人が読むことを前提で考えました。

おそらく世界中の人は日本語を読めません。
アルファベットで書かれたスペイン語やイタリア語なら推測できる単語も、日本語となれば絵文字にしか見えません。
私はタイ語や韓国語からは何も想像もつきません。

日本で日本人が発信しているという前提ならば、おそらく日本という国での閲覧が圧倒的なのではないでしょうか?

あっても海外在住日本人とか、海外からの迷惑アクセスもあるでしょうけれど、多くのブログが少数になるような気がします。
勝手な推測です、すみません。

日本のインターネット環境を世界の中で考える

では話を戻しましょう。
Google社が世界基準で公表した内容は、日本というマーケットに限って言えばどれほどの位置にあるでしょうか。

日本のインターネット環境は恵まれていると推測されます。

例え世界の80%が3G通信だったとしても、日本だけで発信するならば、そこまでサイトの容量などを考えることは無いのではないでしょうか。

Webの種類で考える

サイト速度を気にされている人の多くは、どのようなコンテンツを発信しているでしょうか。

Google社が抱えるWebの世界は、すべて動画や複雑なプログラムで作られたサイトから、ペラ1枚の画像までさまざまです。

その中でもしあなたのサイトが日本においてサイト速度を気にされるならば、5Gが標準となる流れの中で少し様子を見ても良いのではないかなぁ、という意識で思っています。

日本の流れは5G

話はそれますが、アメリカではこういったシステムがあります。

アプリ上で野菜や加熱加減などをチョイスし、ピッとするとその場で料理してくれる自動販売機。
AIロボットが注文を受け、自動的に配膳されるレストラン。
カウンターでスマホを置いておくと自動的に充電されるスタバ。
タクシーやUberはスマホでどの車両がどこにいるかアイコンで動いています。何分後に到着するかも一目でわかります。

こういったものもインターネット上のやり取りになります。

日本でも5Gが標準となる流れに向かっています。
5Gってなんぞや?ということですが、とにかく今までよりも膨大なやりとりが高速でできるわけですね。

コンテンツの充実こそSEO対策の近道

私の結論は、サイト速度を気にして時間をかけるより、コンテンツを充実する方を優先します。

WordPressでは画像の読み込みをずらしてくれるものがあったり、
画像を圧縮してくれるものがあったりしますので、
そういったものを取り入れて対策するのは良いかと思います。

しかし、ポートレートサイトやブログなどのコンテンツにおいて、よほどのデータ量のやり取りが無い限り、多くの人はそこまで気にする必要はないのではないでしょうか?

WordPressテーマJINから見たサイト速度

私はWordpressの有料テーマ「JIN (ジン)」を使って書いているものがあります。
JINは素人の私から見ても非常に表示が重いんですよね。

画像はたいてい1500ピクセル程度のものを使っているページも多いですし、Smartsliderなどのスライドショー系のプラグインも併用しています。
その他プラグインは10個以上積んだ状態です。
ある程度経験ある方なら絶対に避けたいことをしています。

しかしそんなサイトでもビッグキーワードでも上位5位以内を取っている記事がたくさんあります。

また、JINを使ってわかるのですが、わからないことがあって検索するとたいていJINを使ったブログが上位にいませんか。

ブログだと競合が多いという悩み

ブログなら気にしなくて良いみたいな書き方でしたが、
「ブログだと競合が多いので、ある程度良い条件にSEO対策する必要があるのではないでしょうか?」
と思った方も多いかと思います。

もちろんその通りだと思っています。
しかしそれはしかしインターネット上のデータのやりとりの中で、

・数々のブログが画像の数キロバイトの容量や表示
・内容やサイトの充実性や読みやすさ

あなたならどちらに重きを置きますか?

もし内容がほとんど変わらないのであったとしても、日本において、同じブログ世界において僅差のサイト速度で順位を変えるほどのこととGoogle社は考えているでしょうか。

 

この記事も数ある個人ブログの個人の考えに過ぎず、信憑性も信頼性も埃のようなものです。

もしご縁があってこの記事を読んでいただき、内容が少しでもSEOを別の視点から考えるきっかけ、もしくは読み物として触れてもらえたらと思います。
ありがとうございました。

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