【初心者向け】WebライターやWebデザイナー|仕事をもらえるプロフィール作り|テンプレート

クラウドソーシングで仕事をもらうために必要なプロフィール

こんにちは。
みなさんはクラウドソーシングで仕事を得るにはまずどうすればよいか悩んでいませんか?

実績のない個人であればなおさら、お金をもらえるようになるまで実績集めのために無料でサービスを提供する人もいることと思います。

個人で稼ぐプロのフリーランスをはじめ、中小企業もクラウドソーシングを利用することが多く、ライバルは増えるばかり。

そんな中、初心者が仕事をもらえるようになるにはどうしたら良いでしょうか?

 

クラウドソーシングとは

インターネット上で企業などがサービスの提供側に業務を発注 (アウトソーシング) することです。つまりネット上で業務の受注ができるシステムです。

代表的なクラウドソーシング

ココナラ

ランサーズ
クラウドワークス

など。
その他にもさまざまなサービスがあります。

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初心者は自己紹介・プロフィール作りが大切

初心者がクラウドソーシングで仕事をもらうには自己紹介をしっかり描くことが大切です。

「実績」と「自己紹介」、どちらが大切かと言えばもちろん実績です。

しかし、残念ながらどんなにプロフェッショナルな実績があっても自己紹介がうまく書けていないと、いつまでたっても仕事をもらうことができません。
クラウドソーシングの中ではずっと初心者扱い。
「初心者ランクだから仕事は回ってこない」という負の連鎖です。

だからこそ、自己紹介やプロフィールが大切なのですね。

考え方を変えれば、これはクラウドソーシングサービスが与えてくれた平等のチャンスです。

注意

内容は人によって意見が分かれる部分や、経験によってそれぞれの考え方があることをご容赦ください。
あくまでこれからライターを目指す初心者に向けたひとつの読み物として参考程度に受け止めてもらえれば幸いです。この記事をほんのささやかな踏み台に、より活躍されることを願って・・・

自己紹介・プロフィールはどうやって書けばよいか

自己紹介・プロフィールには型があります。そして基本的な情報を書くことが大切です。

型とは

自己紹介やプロフィールの型とは、自己紹介をするうえでの流れや盛り込む内容のテンプレートです。

想像してみてください。

みなさんの中で就職活動を行ったことがある方、
アルバイトの面接を受けたことがある方、
そうでなくても学校で自己紹介をする時…、
どんな流れで自分を紹介しますか?

第一声から「みんなのハッピーがオレのはっぴーだぜいよろしく!」

という型破りな自己紹介もなんだかGOODですが、これから一緒にお仕事もしくはお付き合いしようという人を選ぶ時、その人がどんな自己紹介をしているかで印象は変わりませんか?

「私の名前は〇〇です。好きな食べ物は〇〇です。趣味は〇〇です。」

少なくともこれだけでもその人のうわべは知ることができますね。

現実の対面なら質問することができます。
しかし、インターネット上ではその文言は書かなければ相手には伝わりません。

基本的な情報とは

基本的な情報とは、クラウドソーシングにおいて最低限必要な情報です。

もしあなたがお肉の食品メーカーの面接官だとして、
面接に来た子がこう言いました。
「私の名前は〇〇です。趣味はテニスです。●●県に住んでいます。」

そんな自己PRをしていたらどう感じるでしょうか。

愛嬌があって良いね、なんだかほんわかする、というイメージの会社ならこれもアリですが、ビジネスの世界の自己PRではせめてお肉に関する興味や経験談、料理をするとかという内容を入れてほしいと思いませんか?

自己紹介のテンプレートの例

それではクラウドソーシング用の自己紹介・プロフィールの型の一例を紹介します。

注意

 下記はあくまで考察の一例です。
 これをもとにより良いアイデアを見つけてもらえるよう願っております。

キャッチタイトル

自分の自己紹介の見出し。何ができるか、自分の強みは何かが一目でわかる言葉を考えてみましょう。

短めのあいさつ

はじめまして。〇〇です。どうぞよろしくお願いいたします。
など、初対面に簡潔なあいさつを一言いれると印象が良いかと思います。
ただ、盛り込みたいことがたくさんあっても簡潔に短い文章の方が次につながります。

専門分野・得意分野

自分の仕事の分野や得意分野を書きます。
依頼者側はここである程度ふるいにかけます。
なんでもござれというスタンスよりも、はじめのうちは専門性の強みをターゲットに置いた方が契約率が上がる可能性があります。

実績紹介

その得意分野がどれほど活かされてきたかを書きます。
実績が無い場合は自作のブログやどれだけそれを勉強し続けてきたか、学校や専門書などの努力過程を書くのも良いかもしれませんね。
書かなければあなたの力は一滴も相手に伝わりません。

受注の流れ

仕事を頼んだ後はどのような流れで進むのかをあらかじめ明示すると、依頼者側は安心します。

例えば受注後何日でどうするのか、何を提示してもらいたいか、こちらからの連絡は何時頃にするのか、など。

強みや志など

最後に自分のPRです。
先にPRだと、いろいろ読んだけれど頼みたい分野はできない、なんてことで相手側に無駄な時間を費やしてしまいます。

できることを先に承認してもらって、さらに興味を持ってもらえる方に、ダメ押しのPRタイムという流れにしました。

書き方のコツ

・親しみやすい言葉を使いましょう。
・漢字を多用しない方が読みやすいです。
・具体的な数字を書きましょう。
・仕事の流れを明示しましょう。
・依頼者側の不安を取り除くQ&Aもおすすめです。
・受注後の手間を省くためのお願いを書くのもおすすめです。
・絶対に誇張、嘘は書かないようにしましょう。できないことはできないと書いた方が信頼度が上がります。

親しみやすい言葉を使いましょう

です・ます調やである調の区別はもちろんですが、はじめてあいさつする気持ちになった言葉遣いの方が礼儀や親しみがあり、好印象ではないでしょうか。
かといってあまり固くなりすぎず、その人の人柄が出る書き方をそのまま表現すると、他の人との差別化にもなります。

漢字や難しい言葉を多用しない方が好印象です

「漢字や難しい言葉が多い方が知識がありそう。」と思われるかもしれませんが、実際に一緒に仕事をしたり付き合っていく場合はどう思いますか?

難しい言葉や漢字を多用する知識人は上から物を見る印象を持たれかねません。

また、多くの一般の人たちに向けて作る (書く) ものを依頼するのであれば、誰からも読みやすく親しみやすいものを求めるのではないでしょうか。

具体的な数字を書きましょう

「有名企業の記事の投稿をたくさんしたことがあります。」
と書くよりも、
「企業のオウンドメディアの記事作成を3年、30件ほど執筆しました。」
と書いた方が信頼性が増します。

また、「ブログ作成やホームページ作成で多くの企業をお手伝いしてきました。」
と書くよりも、
「ホームページ制作において、自分一人で作成しました。分野は医療系で月間で最高5万PV。雑貨メーカー商品紹介サイトで月間平均1万PVです。」
と書いた方が、たとえ自慢できる数字ではなくても依頼側のニーズにダイレクトに訴えかけることができます。
ちなみに知る人が知れば数字明示は効果絶大。ブログで10万PVは簡単でも医療系で5万PV、雑貨メーカーの商品紹介で平均1万PVはわかる人にはわかります。

つまり具体的な数字は本当にその道で活動していたかがすぐにわかるのですね。

仕事の流れを明示しましょう

初心者に仕事を依頼したらあれもこれもわからなくて、仕事以外に時間を取られてしまいかねません。

そんな不安を払しょくするために、仕事を頼んだらどんな流れで納品するかを示しておくと、依頼側はとても安心します。

依頼者側の不安を取り除くQ&Aもおすすめです

実績が無く初心者マークの人に依頼。
依頼する側も冒険です。

では、依頼者側は何が不安かというと、ちゃんとした仕事ができるのか、その結果が伴うのかというところです。

「満足できなかった場合は無料にします。」という方法は極論ですが、
「仕事のスタンスや連絡事項などを具体的に」書いておくと、不安も少し和らぐのではないでしょうか。

受注後の手間を省くためのお願いを書くのもおすすめです

ここからは仕事をするあなたを守るための内容です。

仕事を円滑に進めるために、あらかじめ導線を引いて置いたり、必要な情報を提供してもらうということを書くのもおすすめです。

例えば、その依頼の先に目指すものや、事業に対する意気込みを聞いておくとか、公式サイトがあればURLを教えてもらいリサーチします。

絶対に誇張、嘘は書かないようにしましょう

当然ですが、仕事を取りたいがために内容を誇張したり嘘を書くことはやめましょう。

後々自分の首を絞めることになりますし、場合によっては訴訟問題にもなります。

できないことはできないと書いた方が信頼度が上がりますし、書いておけば自分ができないことは頼まれないので自分を守ることにもなります。

プロフィールの良い例・悪い例の比較

それでは具体的にプロフィールを比較してみましょう。

あくまで例として挙げているので、実際はあれもこれも、こうしたらいいじゃない、これでもいいじゃないという部分はあります。

あなたが仕事を頼むならどちらを選ぶかを考えてみてください。

例1

好きだけど惜しい例

ウェブの事ならおまかせ!SEO対策済み検索に強い記事やWeb制作

はじめまして、Webデザイナー兼Webライターのロコウェブと申します。
私はSEO対策に強みを持っていて、過去投稿した記事は検索キーワード上位を多数獲得しています。

他媒体でも高い評価を頂いております。

まずは検索キーワードの選定を行い、クライアント様と協議したうえで記事の作成に取り掛かります。

商品の販売、イベントの広報、ブログ記事の作成、企業ページの作成等何でも強みを持っています。

連絡から業務まで迅速に対応しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

■実績

・SEO集客記事作成多数
・LP作成多数
・取材記事
・EC作成・運営。

SEO対策の知識に長けているため、常にSEOを意識した記事作成、Webページ作成をしています。

■得意ジャンル

プログラミング
福祉・介護

■ご依頼後の流れ

クライアント様と具体的に内容を協議した後、制作に取り掛かります。

Web制作の経験が長いので、外部SEO内部SEO対策、CMSやCSS構築、Javaスクリプトなど何でもできます。勿論レスポンシブ無料対応。

検索キーワードのトップ表示にこだわった作りはご評価いただいています。

どうぞよろしくお願いいたします。

例2

頼みたくなる例

集客から販売までのマーケティングや共感性を意識した見やすいホームページ制作、読みやすい記事執筆

はじめまして、ロコウェブと申します。
当サービスは始めたばかりですが、どうぞよろしくお願いいたします。

■仕事内容と実績
ーーーーーーーーーー

★記事執筆(ライター)活動

・SEOを意識した集客用オウンドメディア作成経験あり(最高月20万PV)

・取材記事
地域メディアの店舗取材や医療関係者の取材、街の歴史取材など

・企業メディアの記事投稿
スポーツ系毎月5件2年
食レポ系毎月5件2年
イベント取材10件

・個人ブログを運営
子育て系月平均10万PV
ハワイブログ月平均15万PV

★Webデザイナー活動

・商品LP作成
訴求から販売まで一括して作成。
(実績5件)

・オンラインショッピング開設・運営中
すべて一人で開設~運営を行っています。
購買のフローや注意点を熟知しています。
ジュエリー関連購買率月平均2.5%
衣料品関連購買率月平均1.5%

■得意ジャンル
ーーーーーーーー

・ハワイ
・日本観光・ハワイ観光
・ジュエリー貴金属
・商品販売
・接客サービス(10年経験)
・在宅ワーク
・マーケティング・ビジネス
・SEO知識
・心理学
・教育
・子育て(2児の母です)
・福祉(介護・障がい者)

■ポリシー
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・すべて自分で文章を書いております。

・キーワード調査を行い、最適なキーワードに沿ったライティング。

・やわらかいタッチのWebデザイン。

・集客、訴求、購買までを考慮したWebマーケティングを意識しております。

・共感性を意識した記事作りを心がけております。

当サービスは初心者ですが、マーケティングの基礎知識と基本的なライティングで10年ほど口コミで仕事をいただき活動してきました。常にスキルを更新する心構えを持っています。

例の比較

例1の問題点

・はじめにとても熱いPRがあり、とても頼りになりそうですが、最後の方の得意ジャンルは自分の依頼の分野に即していない時があります。

・ささいな部分で漢字が多く読みづらいです。

・全体的に抽象的で、本当のことかどうかわからないです。

・依頼後の流れにクライアント様との協議とありますが、具体的に何を協議するか不明です。

・IT関連の専門用語を多用しているため、専門外の人には理解ができないです。

・検索キーワードトップ表示は本来はお約束できないことです(本当にその道に通じている人ならわかること)。

・全体的に人物像がつかみづらいです。

例2の良い点

・はじめに依頼したい内容のジャンルを羅列。多数の依頼先を検索しているので手間が省ける。

・実績も並列して書かれ、具体的でわかりやすい。

・ライティングとWebサイト制作に分けた書き方がわかりやすい。

・得意ジャンルやポリシーから、この人の人物像がわかる。
人をターゲットにした経験が豊富だとか、ハワイに詳しいとか。

依頼者の求める像にマッチするかどうか考える

「なんでも良いけどとにかくできそうな人いない?」

というケースは別として、多くの依頼者は複数の仕事先の方を検索し、文面だけで比較しています。

例2の人のように、ある程度的を絞ってしまうと、契約を逃してしまう感覚になりますが、
例1と例2の人が天秤にかけられた場合、仮に得意分野とは少し離れていたとしても、どちらに依頼者は頼もうとするでしょうか。

このように書いておきながら、私自身もそこまで上手なプロフィールは書けません。

例とは言え、上記の2パターンを書くのでさえ2時間くらいかかってしまいました。

このように、一見「とりあえず」でも良さそうな自己紹介やプロフィールですが、時間をかけて完成させれば、きっとあなたいとって最適な窓口の役割を果たしてくれると思います。

どうかこの記事が少しでも参考になりますよう願っております。

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