ホームページ制作の見積もり|デザイン料とは何?

こんにちは。

ホームページを制作会社に作ってもらうときに、
見積もりや設計・作業工程を見ても、
「難しい単語が並んでいてよくわからない。」
「これってお金かかる分野なの?」
と思ったことはありませんか?

説明をさらっとされてしまい、「よくわからないからお任せした」という経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。

ここではホームページ (ウェブサイト) 制作の見積もりや明細にたびたび出てくる専門的な項目
「デザイン料」について簡単に説明します。

ホームページ作成におけるデザイン料とは

ホームページ (Webサイト) を制作する上でかかせない、見栄え、画像編集、写真編集などをはじめ、サイト自体の「レイアウト」や「設計」に関わる対価です。

ホームページを作るうえで、デザイン (設計や作り) は欠かせない分野です。
そのデザインはテンプレートから持ってくる人もいれば、ゼロから考えて作る人もいるでしょう。

ゼロから作る場合、たとえ仕上がりがシンプルだとしても、その過程にはとてつもない時間が費やされていることが多いです。

ではテンプレートではどうでしょうか?
例えばどこかのサイトからテンプレートを持ってきても、自社で用意しているテンプレートを用意しても、依頼者のイメージやカラーに合わせ、適切なものを選ぶのにも非常に時間と知識が必要です。
やみくもに選んだテンプレートではバランスが悪くなり、思うような効果が発揮されないからです。

デザインと言っても、芸術的な描写のデザインだけではなく、サイト全体の設計図作りも含まれます。

いわゆる家を建てるときの設計図のようなものとイメージしていただければ納得のいくものかと思います。

デザイン料は必要?

デザイン無くしてウェブサイトはできないため、必ず必要な分野です。
デザインはプログラムを組む人とは違うスキルが求められますので、コーディング料と同等またはそれ以上の対価が料金としてかかります。

もし「デザインは何でもいいから安くしたい、メニューのデザインも位置もお任せ、写真はテキトーにフリー画像で良い。」という方がいらっしゃったとしても、その設計、レイアウト、見栄えはもちろん、コンセプトカラー (色) などは必須です。
それらをひとつだけとっても大きく状況が変わります。

フリー画像で良いという要望があったとしても、数十万と世に出回っているフリー画像でどれが適切かを選択し、バランスやサイズを調整し、そこに文字を埋め込むとなればひと手間ではすみません。

デザインは完成品を見ればなんてことないものでも、その表現に至るまではかなりの時間を費やす分野です。

コードを記述する人とデザインする人は違う

プログラマーとデザイナーは全く違う分野の技術者です。

上記のように、コーディング (プログラムを組んでウェブサイトを構築する人) と、デザイン (見た目やレイアウト、設計、画像の編集や写真編集などを適切に行う人) とは、まったく違う技術が求められます。

プログラミングを得意とする人は、「デザインはわからないんだよね。」と言う方も多いですし、デザイナーさんたちは「プログラムなんて見たこともない。」という方も多いです。

コーディングとデザインが両方できる人

例えば、フリーランスでウェブ制作を行う人には、得意不得意こそあれ、コーディングとデザインの両方のスキルが長けている人も多いです。

逆に大企業などはプログラムはプロフェッショナルだけど、デザイナーはまったく別の人というケースも多いです。

どちらが良いかどうかは一長一短あります。

コーディングとデザイン両方できる人に頼むメリット

安い・効率が良い・融通が利く

人件費がかからないし、人を介して作業を行う必要が無いので、効率よく融通が利きます。

コーディングとデザインが別担当の場合のメリット

複雑な仕組みづくりやトラブルを信頼してお任せできる

専属のプログラマーを控えている会社は、仕組みづくりやトラブル対応などに対してとても頼りになります。

デザイン料金が含まれる場合と含まれない場合

デザイン料はホームページ制作料金に含まれている会社もあれば、当事務所のように明細で項目別に記載している会社もあります。
もしくは、各項目をデザイン料という名前で明記している会社もあります。

どちらが良いかはそれぞれの判断となりますが、当事務所がなぜデザイン料をあえて項目で表記しているのかをご説明します。

ホームページ制作は中身がわかりづらい

ホームページ制作料金の内訳は中身が非常にわかりづらいため、全体をわかりやすくするためにデザイン料を含また一括の料金で明記している会社が多い印象です。
その内訳はプロから見ても「あれは含まれていてあれは含まれていないのね。」というように把握することは困難です。

逆に言えばあまり詳しくない人にとっては「一括でいくら」と表記してくれた方が助かります。

通常であればこのような料金表示の方が良いと思います。

しかし当事務所では、あえてデザイン料として項目を分けています。
これには理由があります。

1. 業務の線引きをしやすくするため
2. 料金が明瞭になるため
3. ホームページ制作に関する料金に納得していただきたいため

1. 業務の線引き

これは当事務所が小さいがゆえの理由です。
いろいろ含めていくら、にすると内訳でこれはできる、これはできない、ということが後々になって出てきます。
その線引きをするためにすべての業務を項目分けし、すべてに値段付けをしたのです。

料金が明瞭になるため

すべての業務に細かく項目分けし、値段をつけ、それを明示すれば、誰もが要望に合わせた料金がいくらなのか把握することができます。

保守管理契約で、「かんたんな修正は無料」と書いているところもありますが、簡単な修正とはどこまでか、何回お願いしていいのか、お客様によっては頼みにくい性格の人もいれば、何回でもちょこちょこと頼む方もいます。

項目ごとに料金を示していれば、例え当事務所でも「それくらいなら無料でやりますよ。」と言っても、本来はこれくらい料金がかかっているんだとわかります。

つまりホームページに関わるあらゆることに値段を付けたのです。

ホームページ制作に関する料金に納得していただきたいため

すべての理由はつながっています。
当事務所では不明な部分をなくし、これにはこれくらいの報酬をいただいておりますとあらかじめ明記することで、ホームページ制作や管理における対価と内容をお客様が評価できます。
ご納得されたうえでのご契約ですので、項目によってはお力添えできていなければ、解約またはこの部分が弱いよ、とお申し出いただけます。

 

タイトルとURLをコピーしました