ブログのプロフィールに年齢は載せるべき?メリットとデメリット

ブログで年齢を公開するべきか

こんにちは。
ブログをはじめて間もない頃、ありとあらゆる「ブログのなんたるか」の情報を集め、プロフィールにも力を注いだという方も多いかと思います。

「ブログのタイトルにはキーワードを入れなくちゃ。」
「ブログのプロフィールでは顔出ししたほうが良いよ。」
「ブログのプロフィールは将来仕事を受けられるように書いた方が良いよ。」

というような情報がたくさん見受けられます。

その中でひとつ気になるものがあります。

「ブログには実年齢を書いた方が良いかどうか。」

結論から言えば、ブログのタイプやその人のスタンスによります。
人による…ブログによる…じゃあ参考にならないよ、と思う方もいらっしゃると思いますので、今回は年齢を書くことで想定できるメリットとデメリットに着目してみました。

これをもとに、自分のブログは年齢を載せるべきか否かを判断できるのではないでしょうか。

プロフィールに「何歳」と書くと、毎年年齢を更新していかなくてはならないので、現実的には「何年生まれ」と書いてあるのを想定します。

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管理者の年齢が書いてあるブログの印象

管理者の自己紹介に「何歳」「何年生まれ」と書いてあるブログの印象は、多少信頼性が増します。

多少なりとも個人情報を出していると、その管理者像をイメージでき、人によっては親近感も沸くかもしれませんね。
そうでなくても年齢を出している人は、その人自身のことを書いているわけで、(それが本当であるならば) 信頼感を得ることができるかもしれません。

実際、どこの誰が管理しているかわからないより、「〇歳の人が書いているんだ~。」とわかるだけでも印象は違いますよね。

では、年齢や何年生まれというのは書いた方が良いのでしょうか。

年齢を書くメリット

・人物像が想像でき多少の信頼感を得られます。
・歳が近いと親近感を持つ人もいます。
・内容によってはより評価があがることもあります。

人物像がイメージできて信頼感も得ることは先に書きましたが、それだけでなく、同じ年齢層の支持や親近感を得ることができます。

ブログの内容が難しいのに若い人であったり、
内容が若者向けであるのに年齢が高い場合は、
その年齢と内容のギャップから評価を得ることもあります。

年齢を書くデメリット

・年齢でブログの内容を精査する人もいる。
・年齢だけでブログから離脱する人もいる。
・年齢層が近いと嫉妬されることがあります。

年齢を書いた場合、いままで信頼して読んでいた人が離れていく場合もあります。

例えば、歴史や公共性のある情報を提供するウェブサイトを運営している人が10代~20代前半だったりすると、それだけで50代以上の方から信用されない、生意気だと思われてしまったり、あら捜しされてしまうこともあります。

また、離れた年齢だとわかるとどのような内容であっても見なくなるという人もいるかと思います。それは、ブログというものが経験に基づいている要素が強いからです。

メリットには同じ年齢層から支持や共感を生むと書きましたが、場合によっては妬みを持たれる可能性もあります。足を引っ張られるという事態にもなりかねません。

年齢を書かないメリット

・管理者の人物像がミステリアスで先入観にとらわれずブログを楽しめる。
・個人情報が特定されないため、管理者として安心。

年齢を書かないメリットは、読者側が常に管理者がどのような人なのかを想像しながら読めるということです。未知であり自分のイメージを膨らませながら、キャラクター像を作り、ブログを楽しめるかもしれませんね。

また、内容によっては年齢を書くことで個人を特定できそうなものもあります。
そういった心配が無く、書く側も思い切りブログを楽しむことができます。

つまり、あえて隠すことで読者も管理者もブログを楽しめるという考えです。

年齢を書かないデメリット

・仕事を受けるときのふるいにかかる時がある。

年齢を書かないデメリットは特にありません。
あえて言うならば、書いておけば企業などからの仕事の依頼や取材の依頼などで、ターゲット層になる年齢だということで声がかかる可能性があります。
年齢を書かない場合は、それが高齢者か若者か想像できないため、宣伝としての依頼や取材などで年齢を気にする依頼が来る可能性が低くなると考えられます。

仕事の依頼などは自分の情報をなるべくオープンにしているほうが有利かもしれませんね。

国や民族によっても異なる年齢への印象

私がアメリカにいた時、人事募集で驚いたのが応募者の年齢がわかならいのはもちろん、実際に何年一緒に仕事をしていても経っても年齢がわからないということです。

いわゆる年齢より実績や経験を重んじるビジネス社会のためそのようになるのですが、英語圏では兄弟も初めから上の子とか下の子とは言わず、Brother (ブラザー) と言います。

このことは例えば上記に書いたように、小難しいことや歴史などのことを若者が書いているってどうなの?あなたは若いんだから何も知らないでしょ?というような偏見を持つことさえないということです。(ちょっといやな感じで極端に書いています。)

年齢による上下関係、勤続年数による上下関係などを重んじる日本社会では、年齢を書くということにメリットもあればデメリットもあると感じる理由です。
それが良いことか悪いことかは別として。

それを踏まえたうえで、みなさん自身のブログで年齢を書くかどうかを考えてみてはいかがでしょうか?

私自身のブログ

私自身、年齢を公表していません。

というのも、読者ターゲットの年齢層が幅広く、分類も学生から定年を迎えた方までを対象としています。さらに公共性のあることを書いているため、余計に年齢を書けなくなっています。
書かないおかげで、読者のほとんどが「私よりずっと年上かとおもっていました。」という言葉を伝えてくれます。
これは私にとっては褒め言葉。

逆に言えば、先に年齢を書いてしまうと、私より年上の方からの信頼性を得られない可能性があり、やっかみやあら捜し、そもそも見ないよ、という対象になってしまうリスクがあります。

このように、年齢公表というのは結局のところあっても無くてもどちらでもいい (関係ない) のかもしれませんね。

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