ロコウェブの働き方「仕事より家庭が優先」という考え方

ロコウェブの働き方

こんにちは。ロコウェブです。

ロコウェブは代表自らが場所・状況に合わせて働けるスタイルを取り込んでいます。

まず第一に「仕事より家庭を優先すること。」

仕事があるから家庭が守れるという価値観

私自身の過去にもさかのぼるのですが、以前勤めていた会社で週休2日あるうちの1日は自ら仕事のために使うという考えを強く推奨されていました。

「きみたちが真剣に働くからお客様が喜び来ていただける、そしてお客様がいるから君たちの家族が養える。」

私が以前勤めていた会社のうち、名前を明かしている会社の一つにオリエンタルランドがありますが、これはオリエンタルランドの話ではありません。

仕事のために使うという名目になったとしても、もし休日を他の同業他社に行って買い物したり遊びに行っても仕事のためにと思われることはありません。
なぜならその姿を誰も見ていないし、見たとしてもただ遊びに行ってると思われるからです。

つまり「仕事のために使う=出社する」ということになります。

休みの日に出社することで仕事をがんばっていると認められ、それを見てみんなが同じようにします。
そうでない社員もいましたが、彼らは休日明けに異動辞令がでていたりと大変そうでした。

有給は何年たっても1日も取れませんし、勤務時間は短くて1日12時間で帰れれば良い方。
今時はそんな会社は無いかもしれませんね。

「なに?昔の愚痴?社会不適合者?」

自分でもこんなことを思うようなことを書いていますが、当時は仕事自体楽しかったし、会社の仲間や上司も好きだったので、そういうものだと思って働いていましたね。
今でも笑い話です。

そしてそういう時代があったからこそ、今があると思えます。

ディズニーで教えられた考え方

オリエンタルランドでは何と言われたでしょうか。

オリエンタルランドでは休みの日の行動も勉強のひとつ。すべてが役に立っている。ということを言われました。
「遊びに行っても音楽を聴いても、買い物をしても、すべてが仕事の役に立ち、そしてそのリフレッシュが仕事をするときのための活力にもなるから、休みの日は思いっきり遊びなさい」と。

目指しているものは同じベクトルでも、見方によって全く違う意味合いでとらえられるのです。

このディズニーでの教えは、ほかの面でも活かされています。

アメリカでの仕事のスタイル

では、私が以前住んでいたアメリカではどうでしょうか。

祝日も有給制度も日本よりも少ないので、制度上は日本より厳しそうなアメリカですが、現実は全く違っていました。

ここでは完全に仕事は仕事、家庭は家庭、という区切りがはっきりしていました。
もし仕事の延長で接待などあればもちろん残業扱いになりますし、そもそも仕事仲間で飲みに行くなどありません。
基本的には家庭が優先されるケースが多かったです。

妻が体調悪いときは、定時になる前に早く帰りなさいと言われ、
子どもと遊ぶ約束をしているという人も定時にはすぐ帰ります。
取引先の方でさえも、子どもの送り迎えの時間になると仕事を中断されました。
もちろん社長から社員から営業先に至るまでそのような感じが多かったです。私の働いていた環境では。

そこで私が以前から思っていた「仕事は取り戻せるけど家族は取り戻せない。」という意識の元、働き方を変えたのです。

ロコウェブの理想スタイル

✔ それぞれの状況にある程度柔軟に合わせていく
✔ 困ったことはお互い様精神
✔ 物事にこだわらない「まぁいっか」精神

ロコウェブは大きな会社ではありませんので、そんなに制度的なものや形を決めて物事を進めることはできていません。

しかし、人それぞれにはそれぞれの事情があり、家族があります。
恋人がいる人もいるでしょうし、親の介護が必要な人もいるでしょう。
そういった人たち全ての人にとって働きやすい環境なんてありえませんが、少なくとも事前に融通が利く考え方を持っておくことは必要です。明日は我が身ですし、誰にお世話になるかわかりませんから。

代表である私自身が、育児もツーオペ (夫婦で育児家事を行う) を実行していたため、夫が仕事のために夕方に家にいない、夜ちょうど都合の悪いタイミングで帰って来る、というような状態は避けたいと感じています。

もし決められた時間、決められた物事を頑なに遂行しなければならないと考えるなら、それを他人にも求めてしまいます。そして「~して当たり前」「~するべき」「~なのが普通」というようなある意味自己中心的な考えが生まれ、ギスギスした環境が形成されていきます。

しかし、お互い様精神ならば、あのときはあなたのお世話になったから今度は私が支えるね、というような関係性を築けることもあります。
まぁ、なあなあでゆるくて耐えられないという方も多いかと思いますが、世界中のほとんどの国はそんな感じで回っているような気がします。少なくとも私がお世話になった国々では。

これには「賛否」あるというか「否」の方が多いだろうなぁ、と思いながら書き進めていますが、こういったスタイルが選択肢としてあってもよいのではないでしょうか。

みなさんはどう感じますか?
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
かすかな期待として、働き方に対してほんの少しでも考えるきっかけになれば嬉しいです。

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