「今のプリンターは機能が多すぎてわからない。」
「ふつうに印刷ってできないの?ふつうにでいいの。」
昔はプリンターなんて、印刷の文字くらいしか目立たなくて、何も考えずにまず印刷開始ボタンを押せば印刷できていたことが多いのですが、今は機能や性能が上がるにつれ複雑になってきました。
はじめて使用する人はなかなか印刷にたどり着けないという人も多いようです。
自分調べという小規模の統計では、近所の知り合いなどにちょこっとパソコンのことを聞かれたときの質問内容に「印刷がうまくできない」という項目が多いことに気づきました。
印刷がうまくできない理由にはいろいろある
・紙 → どこに入れるのか、向きがわからない
・設定 → パソコンとの接続がわからない
・プリンター設定→ 写真や年賀状を印刷する設定がわからない
・ウェブサイト→ 印刷ボタンがない
・各ソフト→ 印刷の枠に収まってくれない
など
改めて書くと自分もそんな壁に何度も何度も何度も何度も当たり、経験と試行錯誤でここまできた実感があります。
それを思えば遠い目ができるほど…
世の中って何がわからないのかもわからないことが多いもの。
でも、初心者でもできない理由がどこにあるのかわかりやすいのがプリンター世界の救い。
上のように、サイズ・紙などそれぞれ違った項目で答え (印刷結果) がでるからです。
接続に理由がある場合が一番厄介ですけれどね。
プリンターの扱いは上級者向け
昔のように、紙のサイズも気にせず、入れればそのままはみ出してでも強制的に印刷してくれた時代もありました。
・それが今では細やかな実に繊細な設定がずらり。
・プリンターも機種やメーカーによっても仕様や操作方法が異なります。
・さらに機械が繊細になり、ちょっとした設定の間違いも許してくれないプリンターもあります。
これこそがなかなかうまくいかない理由の根源です。
機種が変わればたとえベテランでも少し戸惑います。
質問をされて電話でアドバイスしてもほぼうまくいかないのは、メーカーによっても製造年代によっても操作方法が左右されるばかりでなく、印刷するアプリケーションによっても左右されるからです。
しかも同じアプリケーションでもバージョンによっても異なります。
このように、
「私は印刷すらできなくてねぇ。」
ではなく
「思うように印刷できる方がすごい。」
のです。
そういう気持ちでいると、印刷がうまくできないことに対しては当たり前ととらえられ、パソコン関連に対する混乱や気持ちの整理も多少できるのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、プリンターの使い方をここにまとめました。
印刷ボタンや印刷のマークはどこにあるのか
<記事の目的>
印刷するためには「印刷」という部分をクリックしていけばよいわけですが、それは印刷マーク (アイコン) や印刷ボタンで表示されていることが多いです。
印刷マークのデザインや印刷ボタンにはたいていパターンがあります。
この記事は、印刷マークの初歩的な紹介と、ソフトやアプリごとの印刷方法をざっくり見て実践することで、どんなソフトでも「印刷する」ところまではできるよ。というところまでいくための記事です。