こんにちは。
私は個人的に地域のブログを書いているのですが、お店のことを載せるときは必ず許可を取っています。
ところが、無料であっても個人飲食店を営んでいる方には、
「ホームページなんて。」「ああ、ああいうのうち、やらないから。」
という方もいらっしゃるかもしれません。
というのも、多くの方が抱く不安があります。
✔ はじめは無料だけれど、後々いやらしくお金取られるんでしょ。
✔ うちは常連を大切にしているからね。
✔ お客さんがたくさん来すぎても困る。
✔ インターネットなんて信用できない。
地元密着であればあるほど「いつも来てくれている人を大切にしたい。」という気持ちもありますし、
過度な期待をもって来店し、「期待値に届かなかった場合はネットに悪評価を書かれる。」という不安もあります。
だからこそ、私は地元の個人飲食店はその味のままを維持してほしいという思いもあります。
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飲食店とITは無関係ではない時代
飲食関係とIT関係が全く遠く離れた分野であるという認識もあれば、ただ単に自分がやらないから、よくわからないから、という面もあるかと思います。
しかし、残念ながら飲食店にもITの波がすでに迫っています。
ウーバーイーツ
東南アジアやアメリカなどは、ウーバーイーツなどのサービスが浸透していて、いつでもどこでも好きなものが手に届くのが当たり前です。
簡単に言うと、アプリで注文すると、サービスに登録している人が買ってきてくれ、家に届けてくれるシステムです。
ネット事前予約
ネット事前注文をすることで、店側の準備もでき、その分安く提供できるお店も多いです。
大手などはテイクアウト事前ネット注文で何割引き、というサービスを用いているところもあります。
このネット予約はお客さんの数や客層の統計を取りやすいメリットもあります。
IT分野への不安
✔ お金がかかりそう。
✔ 形が見えない。
お金がかかりそうというイメージは何にでもつきものですが、
「結果が見えにくい。」「形として見えない。」
というものもあります。
ホームページ制作会社にもいくらから作ります。という安いサービスも多いですが、作ったらたくさん集客効果があるかどうかは別になります。
さらに、維持費もかかるとなればあまり外注で依頼することはおすすめしません。
お金をかけないで宣伝する方法
広告について
IT分野はお金がかかりそうだし結果が見えにくい。だから紙面で広告を発行するという方もいらっしゃいます。
IT分野では、クリックされたらいくらという広告を用いたものも多く、多くが1クリック20~30円からできます。
1カ月の予算を5,000円に設定すれば、それ以上を広告費に搾取されることはありません。(Googleの場合)
紙面ならもっと安く済ませられるのかもっしれませんが、インターネット広告はその人の好みなどを分析して、必要な人にだけ広告が表示されるのが一般的です。
そこで私が提案するのが
「無料で宣伝する方法はないのか」
です。
SNSを使う
✔ ツイッターやフェイスブック、インスタグラムを開設
広告などを用いない限り、ほぼ無料です。
今では当たり前のようにTwitterで何かつぶやき、それが市政や国政などに反映するくらいの威力があります。
このツイッターやフェイスブック、インスタグラムで営業についてのニュースやメニュー、おすすめの料理などを紹介するのです。
ただ、これには向き不向きがあります。
無料ブログを書く
✔ アメブロ、ライブドア、はてなブログなど
アメブロやはてなブログなどの無料ブログを開設します。
私が個人的に使いやすい無料ブログは上記の3種類のブログです。
ブログではそのお店の個性が出ます。
言葉遣い、生活、ちょっとしたことなど。Twitterでは見過ごされてしまいがちなことも、ブログなら一覧で見つけられますので、顧客側も助かります。
Googleビジネスに登録する
✔ 多くが無料
こちらはGoogleマップに自分の店を登録する方法です。これは必須です。
無料でできますし、写真を載せたり、ちょっとしたページも作れます。
何よりなんとなく地図を開いたらうちの店が出てきたよ、という思わぬ効果が生まれます。
宣伝効果を上げる方法
以上のことをはじめてみたけれど、ほとんど見る人がいない。
実はGoogleビジネス以外は、ほとんどがそういう結果が先に見えます。
とうのもインターネット上では、ブログやSNSは見てもらうためにそれなりにやり方があります。
ブログの場合
✔ ブログランキングなどに登録する。
✔ 続ける。
ブログの場合、インターネット上において検索で見てもらえるようになるまで最速で3カ月はかかります。
しかし多くの場合は1日の閲覧数が自分だけ、または2~3人というのが3カ月も続けばやっていられなくなるのが普通です。
ここで大半の人はブログを離脱してしまいます。
逆に言えばライバルが少ない土俵とも言えます。
個人飲食店の人にしかわからない苦労や喜びなどを根気よく書いていくと、ファンがつき、お店の個性が出てくるので、一般の人からの評価もある意味良いフィルターがかかります。
SNSの場合
✔ キーワードを意識する。
✔ 一貫性を持たせる。
キーワードというのはハッシュタグ「#」というものもあります。
Twitterでつぶやいても閲覧数がない。だけど「#印西」と付けたら印西市民が見てくれた。
というような感じです。
あとは一貫性。
ブログと違いTwitterなどのSNSは時系列で流れ、あっというまに情報が去っていきます。
そのため、中華料理店なのに「イタリア料理食べてみた。」とか「釣りしたよ。」とか、一貫性のないつぶやきの連続は固定ファンを獲得しにくいかと思います。
中華料理店が「カップラーメン食べた。」「おすすめ即席中華。」などの方法をつぶやけば、興味がわきます。
まずはファンを増やすために、共感できる一貫したつぶやきや投稿が必要です。
ある程度つぶやき数とファンがつけば、子どものことや家族のこと、いろんな私生活を増やしていくと、人間性も混ざって効果的に認知されていきます。