こんにちは。 近年はどんなに小さなお店でも、たった一人でもインターネットショップを開けるようになりました。
インターネットショップ (オンラインショップ)を実際にやってみると、意外と時間を取られることが多いため、1人だとどれくらいの注文件数をこなせるの?と疑問に思う人も多いかと思います。
まずご了承いただきたいのは、この記事は私個人が数店オンラインショップを立ち上げ、実際に運営してきた経験上に基づくものです。
あくまでネット上の情報の一例にすぎませんので、参考程度に見ていただければ助かります。
この記事をネット上にあふれた情報のひとかけらとし、ぜひネットショップを円滑に運営できるきっかけになっていただければと願っています。
注文件数による1人当たりの所要時間・時間配分
こちらはオンラインショップ初心者~中級者が、1人で行った場合の目安になります。
私が実際に体験した数や一般的に目にする1人で行う注文件数の限界などのお話を参考に、とてもざっくりと書いてみました。
人件費と照らし合わせて参考にしてみてください。
注文件数 | 業務のキャパシティー |
1件~10件 | 午前中でメール~梱包~在庫管理 すべて完了できる可能性あり |
11件~20件 | 午前中にメール・帳票など、 午後に梱包という具合に夕方いっぱいまで業務がかかる可能性あり |
21件~ | 商材によっては1人では当日発送が厳しい件数 |
10件まで
商材にもよりますが、既製品の物販なら10件ほどなら毎日1人でも可能でした。
しかし植物・生鮮食品など、わりと手のかかる商材は注文管理から梱包までを10件もこなすとなると厳しいかと思われます。
20件まで
多くの商材で1人ではいっぱいいっぱいになる数です。
というのも、注文件数が多くなると同時にお問い合わせや返品対応といった案件も増えるからです。
ただ梱包だけ行うのであれば可能ですが、イレギュラーが1日1~2件増えるだけでも手間と時間がかかるかと思います。
21件以上
多くの方が限界を感じる件数です。
人によっては効率化をはかり、1日50件~100件まで可能という方もいらっしゃるかもしれませんが、そこまでに至るためには経験と知識が必要です。
しかもこの数はネットショップのサイトの手直しや更新を省いています。
つまりただ注文を受けて梱包するだけで時間がいっぱいになってしまうということになります。
効率化には業務の役割分担が重要
上記の時間配分では1人当たり単純に20件可能?ならば40件なら2人?
そうすると人件費がどうのこうの…という単純計算になります。
しかし実際に経営・運営する上では、人1人が同じ業務を行うのは不効率です。
もし2人以上の人員が確保できるのであれば役割分担をするのがおすすめです。
スタッフの役割分担の例
Aさん:メール・問い合わせ・在庫管理・発送通知連絡などパソコン担当
Bさん:梱包担当
Cさん:オンラインショップのサイトデザインやアップデート担当
単純に手を動かして目に見えて業務をこなしているように見えるのはBさん。
しかし、Aさんの役割はその前後の橋渡しのように無くてはならない存在です。
もしスキルやマンパワーが足りない場合は、Cさんは外注してしまってもよいかもしれません。